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三菱倉庫、国際輸送実績もとにSC最適化を支援

2020年2月14日 (金)

ロジスティクス三菱倉庫は13日、顧客のサプライチェーン(SC)最適化を支援するコンサルティングサービスを新たに開始することを発表した。

新サービスは、50か国の関税に関するデータベースと貨物取扱のノウハウを用いて、経済連携協定(EPA/FTA)を効果的に活用できるサプライチェーンの構築を支援するもので、具体的には(1)利用可能なEPA/FTAの調査(2)PA/FTAを活用した関税コスト削減の試算(3)50か国の関税分類と関税率の調査・比較(4)国際市場における取扱品目の輸出入動向分析(5)将来の関税を加味した調達ルート別のコスト比較――などを提供する。

国際輸送を伴うサプライチェーン構築では、近年EPA/FTAの締結が進むにつれて各国市場へのアクセスが改善しているものの、二国間では複数のEPA/FTAが締結されているケースもあり、貿易取引に適用される関税率は重層化・複雑化している。