いすゞ、大型｢ギガ｣に自動運転LV.2相当の支援機能

サービス・商品いすゞ自動車は27日、大型トラック「ギガ」のオプションに「レーンキープアシスト」機能と「スーパーシングルタイヤ」を追加し、同日から全国一斉に発売する、と発表した。

「レーンキープアシスト」機能は、車両が車線の内側を維持するようハンドル操作を支援するほか、ドライバーが意図せず車線を逸脱しそうになると、内側に戻すようハンドル操作を強く支援。車線逸脱による事故の抑制に貢献する。

同社は、12月26日に発売した「ギガ」の新モデルの一部に、停止・発進までの全車速域（停止～時速90キロ）で自動的に車間を維持する「全車速ミリ波車間クルーズ」機能を搭載しており、今回加わった「レーンキープアシスト」機能と合わせることで運転自動化レベル2相当の運転支援を実現した。

「スーパーシングルタイヤ」は、通常片側2本の後輪タイヤを幅広の1本にすることでタイヤとホイール本数を削減し、アルミホイール化と合わせて300キロの軽量化を実現するもので、同社はミシュランタイヤの「ミシュランエックスワン」を採用。最大積載量の増加や燃費改善、メンテナンス時間の短縮、ドライバーの疲労軽減などの効果が期待される。

▲（左）ミシュランタイヤの「MICHELIN X One」と（右）いすゞ「ギガ」（出所：ミシュランタイヤ）