JFEエンジ、ミャンマーで廃棄物家電の事業化調査

行政・団体JFEエンジニアリングは23日、環境省から「ミャンマー・ヤンゴン市での循環型社会形成支援、廃棄物発電事業のFS業務（事業化可能性調査業務）」を受託したと発表した。ミャンマーで初めての廃棄物発電の事業化調査を実施する。

 

ヤンゴン市では現在、1日当たり1600トンの都市ごみが発生しており、今後の経済発展に伴い、さらに増加すると考えられている。発生した都市ごみを中間処理せず最終処分場で直接埋立てているため、環境汚染が深刻化。急速な人口増加・都市化により、電力不足も課題となっている。

 

JFEエンジニアリングは、ヤンゴン市の現状を踏まえて都市環境プラントの導入を検討する。

 

具体的には、市周辺地区で都市ごみの収集・処分の実態調査を行い、ごみ焼却の廃熱を利用した発電技術や、生物由来の有機性廃棄物から発生するバイオガスを利用した発電技術など、最適な処理プロセスを選定する。

 

調査の完了後は、25年ぶりの再開が予定されている円借款、PPPを活用し、ミャンマー初の廃棄物発電事業に取り組む。

 

■ヤンゴン市

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