ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜税関職員に感染判明、輸出入業者との接触なし

2020年3月30日 (月)

国内横浜税関は29日、山下分庁舎(横浜市中区)で輸出入貨物の通関業務を担当する部門の50代女性職員が、新型コロナウイルスに感染していることが28日に判明したと発表した。女性は基本的に内部事務に従事しており、輸出入業者などと接する業務は行っていないという。

同税関は28日の感染判明後、保健所の指導に従って山下分庁舎の消毒を実施。女性が執務を行っていた区画のほか、念のため職員以外が出入りする区画についても消毒を行った。また、保健所からは濃厚接触者に該当する職員はいないとされているが、周囲で働いていた職員を自宅待機としている。今後の税関業務については、自宅待機を行っている職員以外で業務を継続する。

女性は17日の勤務を終えて帰宅後に倦怠感と咳などの症状が発生したため、翌日以降に勤務しておらず、発症前もマスクを着用して勤務していた。行動歴など、感染経路の特定につながる情報は調査中だという。