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佐川フィナンシャル、輸入関税の立替サービス開始

2017年8月7日 (月)

(出所:佐川フィナンシャル)

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ロジスティクスSGホールディングス傘下の佐川フィナンシャル(東京都江東区)は7日、輸入時に関税などを同社が立て替えて通関事業者に支払い、輸入者に後日一括で請求する決済サービス「SAGAWA輸入関税等立替サービス」の提供を開始した。

輸入時に発生する関税などの費用は、通関事業者が輸入者に代わって立て替え払いをする商習慣があり、通関事業者の負担が大きいとされているが、かねてから通関事業者から「輸入者と取引する際の与信管理や回収の手間を削減したい」という要望が寄せられていたのに対応し、輸入関税に特化した立替サービスを提供することになった。

無担保で最大500万円(要審査)まで利用できるほか、輸入消費税、輸入地方消費税、輸入関税、船社・航空会社に対する運賃・通関料・取扱料金――などの関税以外の費用も対象とする。

このサービスを利用することで、通関事業者は輸入者から立替金を回収する際のオペレーションコストを削減できるようになるとともに、確実に立替金を回収できるため、これまで与信管理の課題から開拓が難しかった輸入者との新規取引開始や取引の円滑化・早期化につながるメリットが期待できる。

輸入者にとっては関税などの支払いを翌月27日にまとめて後払いすることができ、最長56日間まで立て替えを利用できるようになる。

■サービスの詳細
https://www.sg-financial.co.jp/service/tariff-payment.html