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サンデンRS、新設「首都圏物流センター」に機能集約

2020年4月1日 (水)

(出所:大和物流)

荷主食品小売店で使用される冷蔵・冷凍ショーケースなどを製造・販売しているサンデン・リテールシステム(群馬県伊勢崎市)は1日、埼玉県草加市に「首都圏物流センター」を竣工し、4月20日からコールセンターを稼働、5月7日に全ての施設が営業を開始する、と発表した。

同センターは、同社の首都圏支社、サービス・物流本部、コールセンターのほか、グループ会社のエスディ・メンテナンスの機能を全て1か所に集約するもので、大和物流が運営する「草加物流センター」に設けられた。

▲冷蔵・冷凍ショーケース(出所:サンデンRS)

従来の製品配送・設置業務だけでなく、修理、整備、廃棄までを一貫して手掛けることができるほか、コンビニエンスストアの模擬店舗を設置したことで、技術訓練、接客応対訓練などの実験的な試みを実施することができる。

また、冷蔵・冷凍ショーケースの整備量増加に対応するため、作業場面積を従来の3倍にあたる2381平方メートルとし、大容量エアコンプレッサーや固形炭酸洗浄機を導入するほか、排水の酸やアルカリを中和するための中和槽や、食品衛生機器の整備を安心して行えるクリーンルームの設置も予定している。

同社は、このセンターを全国へ事業を展開するための拠点として位置づけ、今後製品管理と効率化を徹底することで、今まで以上に多くの人々の暮らしを支える高機能な製品を世に送り出していくという。

▲防水カーテンで区切った洗浄スペース

■施設の概要

(出所:サンデン・リテールシステム)