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占冠村で村営バスの貨客混載、ヤマト運輸16日から

2020年4月6日 (月)

国内国土交通省はこのほど、ヤマト運輸と北海道占冠村が16日から実施する村営バスの貨客混載事業が、3月31日付で物流総合効率化法の「総合効率化計画」に認定されたことを明らかにした。

(イメージ画像)

これまでヤマト運輸は、輸配送拠点である「ふらのセンター」から占冠村まで午前・午後の1日2往復で集配業務を行っていたが、このうち午後便を村営バスの貨客混載に切り替える。

具体的には、村営バスの運行を受託している「ふらのバス」(北海道富良野市)の本社営業所にヤマト運輸が午後便の宅配荷物を持ち込み、「占冠村役場前」バス停までを村営バスで輸送する。同バス停から各戸への配送は午前便のトラックドライバーが担当し、ドライバーは1日すべての集配作業を終了後に「ふらのセンター」に帰着する。

(出所:国土交通省)

これにより、トラックが「ふらのセンター」から占冠村までの50キロメートルを往復する回数が2回から1回に削減され、CO2排出量を19.1%削減できるほか、ドライバーの運転時間を31.1%削減することで省力化にもつながるという。