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ヤマト運輸、西東京バスと宅急便の貨客混載

2019年11月1日 (金)

▲宅急便を専用のボックスに搭載する様子

話題西東京バス(京王グループ)とヤマト運輸は1日、東京都あきる野市と檜原村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載輸送」のテスト運行を11月30日まで実施する、と発表した。

これまで檜原村への宅急便は、あきる野市にある「あきる野五日市センター」から片道40分、1日3往復をかけて届けていたが、「あきる野五日市センター」から檜原村までの輸送を路線バスで代行することで、ドライバーは桧原村のバス停から各家庭までの往復だけで対応できるようになる。

この取り組みによってヤマト運輸は、運転時間を削減できるため、ドライバーが顧客と接する時間を増やせるほか、CO2排出量の削減が見込める。西東京バスは、新たな収入源を得ることで、同区間を結ぶ唯一の公共交通機関であるローカル線を維持することができる。

両社は今後、テスト運行の課題を検証し、2020年の本格運行開始を目指す。

▲(出所:ヤマト運輸、西東京バス)