大阪市、モーダルシフト補助金の募集開始

ロジスティクス大阪市は29日、大阪港埠頭と共同で実施する「モーダルシフト補助制度」の募集を開始した。

補助対象は大阪港を経由するコンテナ貨物などで、海上モーダルシフト事業、鉄道モーダルシフト事業、陸上輸送距離短縮事業、コンテナラウンドユース事業――の4事業で募集する。

海上モーダルシフト事業は、大阪港に寄港する内航船・フェリーなどを用いた海上輸送への転換、新規貨物の輸送、増加貨物の輸送、既存貨物（実入り）の輸送のいずれかを行う事業が対象。

実入コンテナの往復利用は、複数の荷主間で空コンテナを輸送し、実入コンテナにする場合も補助対象とする。また、大阪港埠頭が実証実験を実施する阪神インランドコンテナデポを利用する場合も対象となる。

1TEU当たりの補助金額は、転換貨物、新規貨物、増加貨物が2000円、既存貨物が1000円で、阪神インランドコンテナデポを利用する事業は補助金額に2000円を上乗せする。

1申請あたりの補助金の限度額は、上乗せ分を含めて転換貨物、新規貨物、増加貨物が1000万円、既存貨物が200万円。対象となる期間は、輸送開始日（2012年4月1日以降）から2013年3月31日までとする。

申請書類の受付期間は8月29日から10月26日。
■詳細は下記URLを参照。
http://www.city.osaka.lg.jp/port/page/0000181232.html