中国塗料、南米企業に技術供与、物流インフラ需要狙う

産業・一般中国塗料は29日、南米での納入体制強化とサービスネットワークの充実を図るため、ブラジル、アルゼンチンの有力塗料会社「レナー・ハーマン社」「シンテプラスト社」と船舶用塗料に関する技術提携契約を締結した、と発表した。

物流インフラの整備を急ぐ南米諸国で、鉄道建設、船舶・海洋構造物などの建造が脚光を浴びていることから、船舶用塗料の販売強化を目指す2社と技術提携することにしたもの。

これにより、同社はブラジル、アルゼンチンを中心とした南米6か国で、新造、修繕船需要に対して製品を幅広く、タイムリーに供給することが可能になる、としている。