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関通、inVia Roboticsの無人搬送機導入で基本合意

2020年4月14日 (火)

ECEC事業者向けに物流サービスを提供する関通は14日、拡大を続けるEC需要に対応するため、米・inVia Robotics社の無人搬送機(AGV)を導入することで同社と基本合意したことを発表した。

関通は、このAGVを兵庫県尼崎市の「関西主管センター」に導入する予定で、200台の自律移動ロボットとAI駆動ソフトウェアを用いてEC向けのセンター運営を最適化し、生産性を飛躍的に向上させる取り組みを進める。

また、現状は商品のピッキングを主な用途として想定しているが、同社は格納・補充・在庫管理の精度向上にも効果があると見ており、inVia社の自動化システムを最大限活用するための協議を続ける。また、将来的には関通が開発した倉庫管理システム「クラウドトーマス」と組み合わせて販売することも考えているという。

なお、今回のAGV導入にあたっては、企業との共同研究を多く手掛ける早稲田大学創造理工学部経営システム工学科吉本研究所が開発チームに加わっている。

■inVia Robotics社のAGV紹介動画