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商船三井、今期100億~400億の経常赤字予想

2020年4月30日 (木)

財務・人事商船三井が30日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高1兆1554億円(前年同期比6.4%減)、経常利益550.9億円(42.8%増)だった。コンテナ船事業が通期で黒字を計上したことが経常利益の増加に大きく寄与した。

エネルギー輸送部門は原油価格の下落による貯蔵需要で売上・利益ともに伸ばしたものの、ドライバルク船部門は市況低迷を受けて利益が45.1%減少した。

今期の見通しについては、新型コロナウイルスの影響が半年で収束に向かうケースと1年継続するケースを想定。売上高・営業損益の予想額は明らかにしていないものの、経常損益は100億円から400億円の損失に転じる見通し。