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ハマキョウレックス、3PL部門が前期15社受託

2020年5月11日 (月)

財務・人事ハマキョウレックスが11日に発表した2020年3月期の連結決算によると、3PL部門の好業績が貨物自動車運送の減益分を吸収し、売上高1224億7100万円(前期比5.7%増)、営業利益101億9000万円(2.8%増)の増収増益で着地した。

3PL部門では、新たに15社の物流を受託。18年・19年に買収した子会社が業績に寄与したこともあり、部門売上685億9500万円(11.6%増)、部門利益75億3400万円(14.6%増)と好業績を残した。今期は愛知県内で延床面積3300坪の自社センターを新設する。

一方、貨物自動車運送は、部門売上538億7600万円(1.1%減)、部門利益26億4800万円(20.4%減)と利益を大きく落とした。幹線便の見直しで輸送コストを抑制したものの、物量の減少と配達にかかる外注費の増加で採算が悪化した。今後は運賃値上げ交渉と物量確保、幹線便の見直しを進める。

今期は売上高1210億円(1.2%減)、営業利益100億円(1.9%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高122,471 [5.7%]92,791 [6.6%]60,314 [12.4%]29,692 [10.5%]
営業利益10,190 [2.8%]8,084 [3.6%]5,075 [12.6%]2,491 [7.7%]
最終利益6,233 [5.6%]4,832 [2%]3,072 [8.4%]1,528 [5.5%]
売上高営業利益率8.3%8.7%8.4%8.4%