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ハマキョウ、2Q物流センター事業黒字確保

2020年10月28日 (水)

財務・人事ハマキョウレックスが28日に発表した4-9月期(2021年3月期第2四半期)連結決算は、売上高576億7500万円(前年同期比4.4%減)、営業利益48億9400万円(3.6%減)、四半期最終利益31億5400万円(2.7%増)となった。

物流センター(3PL)事業は、2019年12月にシティーラインを子会社化した効果があったものの、新型コロナウイルスの影響などで3億8300万円の減収。部門利益は時間外労働の抑制に取り組んだ結果、1億4800万円の増益となった。期中には新たに4社の物流を受託。前期受託した1社を含め9社のうち8社が稼働した。残る1社は10月以降の稼働を目指す。これにより、同社の物流センター総数は前期末から2センター増加して119センターとなった。

貨物自動車運送事業は新型コロナウイルスの影響長期化によって特別積み合わせ事業が大幅な物量の減少に見舞われ、22億5500万円の減収となった。幹線コストや配達関連の外注費の抑制に取り組み、燃料単価の下落に伴う恩恵もあったが、減収分をカバーするには至らず3億2900万円の減益。今後、幹線便の見直し、日々の配達コストなど管理面を強化していく。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高57,675 [-4.4%]28,637 [-3.6%]122,471 [5.7%]92,791 [6.6%]
営業利益4,894 [-3.6%]2,367 [-5%]10,190 [2.8%]8,084 [3.6%]
最終利益3,154 [2.7%]1,538 [0.7%]6,233 [5.6%]4,832 [2%]
売上高営業利益率8.5%8.3%8.3%8.7%