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センコーGHD、物流売上4.6%増の3927億円

2020年5月13日 (水)

ロジスティクスセンコーグループホールディングスが13日に発表した2020年3月期連結決算は、売上高が7.6%増の5700億円となり、外注費の上昇や期末にかけて大きくなった新型コロナウイルスの影響をカバーした。

増収要因は料金改定や物流センターの新設、海外グループ会社やライフサポート事業会社の連結化など。これにより、営業利益は5.2%増益の206億円、純利益は3.4%増の120億円を確保した。

物流事業の売上高は3927億円で、前期から4.6%伸ばした。新規稼働センターの開設効果に加え、海外グループ会社7社を連結化。同事業の利益も10.1%増の178億円となった。

ただ今期は「新型コロナウイルス感染症の影響を受け、先行きは極めて不透明な状況」にあるとして、業績予想の公表を見送った。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高570,030 [7.6%]427,741 [6.8%]282,070 [8.3%]137,121 [6%]
営業利益20,656 [5.2%]17,177 [8.8%]10,343 [13.6%]4,995 [6.3%]
最終利益12,081 [3.4%]10,879 [13.9%]6,431 [14.5%]3,142 [7.6%]
売上高営業利益率3.6%4.0%3.7%3.6%

※センコーグループホールディングスの2020年3月期物流事業売上高について、当初3753億円と誤って記載していましたが、正しくは3927億円でした。お詫びして訂正します。(2020年5月14日追記)