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ゼロ、自動車関連の料金改定効果で3Q利益6割増

2020年5月14日 (木)

財務・人事ゼロが14日に発表した、国際財務報告基準(IFRS)に基づく2020年6月期第3四半期連結決算は、税引き前利益が前年同期比59.4%増の34億5300万円に拡大した。

主力の自動車関連事業で19年1月に輸送料金を改定したほか、実際の耐用年数に合わせて輸送機材の減価償却期間を見直したこと、燃料費単価が低い水準となったことで、セグメント利益が47.5%増加した。

一方、一般貨物事業は港湾荷役の不振や自動車の構成部品すべてを海外に送り、現地で完成車として組み立てるCKD(コンプリート・ノックダウン)事業の立ち上げ費用の支出が継続したことで、前年同期の4億1300万円の黒字から一転、2億7700万円の赤字計上を余儀なくされた。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/6/3Q [前年同期比]20/6/中間 [前年同期比]20/6/1Q [前年同期比]19/6/通期 [前年同期比]
売上高71,809 [7.3%]46,259 [7.1%]22,931 [9.5%]90,228 [10.9%]
営業利益3,439 [58.1%]2,101 [175%]1,217 [246.7%]3,305 [-19.7%]
最終利益2,274 [156.1%]1,347 [ - ]803 [3391.3%]1,658 [-22.1%]
売上高営業利益率4.8%4.5%5.3%3.7%