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トヨタ紡織、豊田市に新物流センター建設、拠点集約へ

2012年9月5日 (水)
TB物流サービス新物流センターの完成イメージ

TB物流サービス新物流センターの完成イメージ

ロジスティクストヨタ紡織(愛知県刈谷市)は5日、愛知県の自動車部品の物流体制を強化するため、豊田市に物流センターの新設を決定し、建設に着手したと発表した。新物流センターは、トヨタ紡織の子会社で輸送事業を行うTB物流サービス(豊田市)の施設として建設する。2013年4月に稼働を開始する。

 

TB物流サービスは現在、愛知県に国内外のトヨタ紡織グループ生産拠点を中継する4つの物流拠点を展開しており、新設する物流センターに4拠点を集約することで、効率的な輸送網を構築する。

 

また、貨物の開梱から部品の最終加工、梱包までの作業の一元化を図り、倉庫スペースをこれまでの1.5倍に拡大。将来の事業拡大に伴う輸出入貨物の増加にも対応していく。

 

新物流センターは、輸送距離短縮によるCO2排出量の抑制に寄与するとともに、地域社会と調和した事業運営を図るため、騒音対策を目的とした出荷ヤードのトンネル化や壁面緑化、太陽光発電パネルによる自然エネルギーの活用など、地域や自然環境に配慮した設備を積極的に導入する。

 

■新物流センターの概要
名称:TB物流サービス物流センター
所在地:豊田市生駒町切戸字17番1など14筆
敷地面積:1万8500平方メートル
延床面積:1万1000平方メートル(内作業エリアは1万100平方メートル)
建物構造:鉄骨造地上1階建て(事務所部のみ2階建て)
設備:バンニング設備(トレーラードック×3本)、フォークリフト(28台)
投資額:16億円
着工:2012年9月
営業開始:2013年4月

[googlemap lat=”35.027178″ lng=”137.064128″ align=”undefined” width=”440px” height=”240px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]新物流センターを建設する生駒町切戸地区(愛知県豊田市生駒町切戸)[/googlemap]