行政・団体改正海洋汚染防止法が6日、衆議院本会議で可決、成立したことに伴い、国土交通省は同日、国際海運からのCO2排出規制を開始する、と発表した。
日本が国際海事機関(IMO)で審議をリードし、昨年7月に条約改正として採択された内容を国内法制化したもので、来年1月1日から施行する。
これにより、船舶からのCO2排出量基準への適合が義務付けられ、施行後は基準に適合しない船舶を受注できなくなる。
この枠組が実施されることで、2030年には国際海運からの排出量が20%以上削減、50年には30%以上削減できるという。