アイリスオーヤマ、大田原工場に第二工場増設

拠点・施設アイリスオーヤマは10日、大河原工場（宮城県柴田郡）の敷地に第二工場を増設すると発表した。グループ会社のアイリス・ファインプロダクツが、使い捨てカイロや脱酸素剤の製造を2013年3月から開始する。

アイリス・ファインプロダクツは、釜石工場（岩手県釜石市）で使い捨てカイロと脱酸素剤を製造しており、2011年の売上高28億円に対し、今年度は35億円の見込みと好調に推移している。今後も売上増が見込めるため、アイリスオーヤマの大河原工場敷地内に新工場を増設し、生産体制の増強を図る狙い。

新工場はアイリスオーヤマが投資し、設備投資や運営はアイリス・ファインプロダクツが担当。投資額は20億円で、10月に着工し2013年3月から稼動する。設備増強により、アイリス・ファインプロダクツは2015年に100億円の売上を目指す。