ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎重工、29.8万トン型の鉄鉱石運搬船を引渡し

2012年9月10日 (月)

ロジスティクス川崎重工業は10日、中国の大連中遠川崎船舶工程(DACKS、大連市)でシンロンマリタイム向け載貨重量29万8000重量トン型鉱石専用運搬船「シャーガンボリション」を引き渡した。同社第1670番船。

 

シャーガンボリションは全長327メートル、垂線間長321.5メートル、幅55メートル、深さ29メートルで、満載喫水は21.4メートル。貨物倉の容積は18万4102立方メートルとなる。

 

同社が新規開発した最新鋭大型鉱石専用運搬船で、6倉の貨物倉それぞれに大きな一枚物のハッチカバーを装備しているほか、燃料油タンクを二重船殻構造とすることで、海洋汚染防止対策を施した。省エネルギー対策として、フィン付きラダーバルブ(RBS-F)を採用している。