ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜冷凍、冷食輸送網集約でCO2排出41%減

2020年6月11日 (木)

フード国土交通省はこのほど、物流総合効率化法の認定状況を更新し、横浜冷凍とケーラインサービス(名古屋市中区)が実施した冷凍食品輸送網の集約事業を4月15日付で総合効率化計画に認定したことを明らかにした。

▲効率化の概要図(出所:国交省)

▲横浜みらいサテライト内に設けられたケーラインサービスの「横浜営業所」(出所:ケーラインサービス)

従来は、国内メーカーが関東周辺の倉庫を経由して横浜冷凍の「横浜物流センター」に入庫、ケーラインサービスが荷捌きや流通加工を施し、同センターから地域の配送拠点に輸送していたが、ことし5月に同センターの補完機能を持つ「横浜みらいサテライト」を稼働させたことで、関東周辺の倉庫を経由せずにメーカーから直接「横浜みらいサテライト」に入庫する体制に変更。トラックの総走行距離を減らしたことで、CO2排出量を41%削減した。

併せて、両社は「横浜みらいサテライト」内にケーラインサービスのトラック営業所を設置。両社の連携を密にし、ケーラインサービスの手持ち時間を95%削減した。

横浜冷凍、旧本社所在地に人材育成施設完成