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ロジザードがWMS×AGV基盤構築、個別開発不要に

2020年6月25日 (木)

サービス・商品ロジザード(東京都中央区)は25日、クラウド型倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」に自動搬送ロボット(AGV)との連携基盤を構築したと発表した。

これまでは、AGVをWMSと連携させるのに多くの開発期間と費用が必要だったが、同社がWMSにAGV連携基盤を構築したことにより、個別に開発を行うケースと比較して低価格・短納期でAGVを導入することが可能となった。

▲ロジザードは19年2月にアパレルECの物流現場で、自社のクラウド型WMSとギークプラスの自動搬送ロボット「EVE」を連携させている

ロジザードでは、物流現場の人手不足を解決する手段として物流ロボットに注目しており、特にAGVは、日本国内と中国で同社のWMSと連携実績があり、どのようなメリットがあるのかを把握していることから、今回AGVを連携の対象に選定した。

同社は、AGVを「荷主1社のために導入するにはハイリスクで高価なもの」と捉えているが、BtoB・BtoC・混合形態の現場でも導入可能なAGVを複数荷主のために導入すれば、そのリスクや費用は分散できると考えており、これまで3PL事業者や倉庫事業者を中心にAGVの導入を提案してきた。

今後は連携基盤を生かしてAGVを低価格・短納期で提供することにより、物流現場の省人化・効率化に貢献していく。

(出所:ロジザード)