行政・団体九州運輸局は26日、宮崎県高千穂町のみやび運輸・本社営業所に対し、7日間の事業停止と延べ368日の車両停止処分を行ったことを発表した。
同社は、昨年12月の一般監査で16件の法令違反が発覚。これにより違反点数45点が付され、累計違反点数が53点となったことから、今回の処分に至った。
認可が必要な営業所の設置位置について認可を受けていなかったほか、運転者の過労防止措置が不適切で勤務時間・乗務時間の限度を超え、休息期間も十分確保されない状態で乗務していたドライバーがいたことが確認されており、運転者台帳も作成されていなかった。
さらに、新たに雇用した運転者や高齢運転者向けの法定適性診断も受診させていなかったという。