ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

GMS、インドネシア配送事業者の車両所有を支援

2020年6月29日 (月)

M&Aグローバルモビリティサービス(GMS、東京都港区)は29日、同社のインドネシア現地法人が、配送マッチングサービス「ララムーブ」を提供するララムーブ(香港)のインドネシア子会社と、現地で包括業務提携を締結したことを発表した。

両社は、「ララムーブ」に登録済み、かつ勤続年数が長いドライバー向けに、車両オーナーシッププログラムと車両レンタルプログラムを提供。これまで与信審査が通らず車両を所有することができなかったドライバーの車両走行データや返済状況などを評価し、その働きぶりによって対外的な信用を与え、車両を所有する機会の提供と収入の向上を支援する。

GMSは、ドライバーが車両購入後のローン返済を滞納した場合に、遠隔操作でドライバーがエンジンを始動できない状態にし、返済完了後にエンジンを起動可能な状態に戻す仕組みを開発しており、今回はこの仕組みを用いて車両オーナーシッププログラムを提供する。

「ララムーブ」は、2018年11月からインドネシア・ジャカルタと周辺都市で1万3600人以上の法人・個人ユーザーに配送マッチングサービスを提供しており、その登録ドライバー数は7万5000人にのぼる。GMSでは、車両オーナーシッププログラムを提供してきたドライバーに「ララムーブ」への登録を推奨することで、安定した物流網の構築とドライバーの信用創造に寄与する。