イーパー、利用者向けに無料で置き配盗難補償

ロジスティクスYper（イーパー、東京都渋⾕区）は29日、同社の簡易宅配ボックス「OKIPPA」（オキッパ）の利用者向けに、置き配の盗難を補償する「盗難サポート」の無料提供を開始した。

同社は2018年7月から、東京海上日動と共同開発した置き配保険を「30日100円の費用で上限3万円の補償が受けられる任意加入のプレミアムプラン」として提供している。

しかし、新型コロナウイルス感染症対策の新しい生活様式として、非対面配送や置き配が普及すると同時に、置き配時の盗難が社会問題化しつつあり、消費者の不安が増していることから、プレミアムプランとは別に​補償プランを拡充する形で、すべての利用者を対象に上限3000円までの盗難補償を提供することにした。

盗難サポートの加入費用は無料だが、オキッパアプリで配送状況が追跡できている荷物が補償の対象となるため、あらかじめアプリとオキッパバッグを連動させておく必要がある。

盗難が発生し、補償の申し込みを行う際には、警察に届け出た盗難届の写しと盗難現場の画像をアプリで提出し、補償申請が承認された場合に、商品代金分（上限3000円）のギフトカードなどを見舞金として送る。購入元などの補償が適用される商品は盗難サポートの対象外となる。