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三菱倉庫・1Q、ウイルス影響で物流・不動産とも不振

2020年7月31日 (金)

財務・人事三菱倉庫が7月31日に発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高が前年同期比76億円(13.1%)減の502億円、営業利益は、物流・不動産の両事業で減益となったのが響き、10億円(32.2%)減の22億円、四半期最終利益は新型コロナウイルスの影響で商業施設のテナント休業に伴う「臨時休業による損失」が発生したことで、13億円(46%)減の16億円となった。

物流事業では、医薬品配送センター業務の拡大、海外拠点の拡充に取り組んだが、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、倉庫、陸上運送、港湾運送、国際運送取扱事業で取扱量が減少。部門売上高は9.5%減の432億円、部門利益は39%減の12億円だった。

通期は、売上高2130億円(前期比7%減)、営業利益100億円(18%減)、最終利益376億円(2.1倍)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q20/3/中間
売上高50,276 [-13.1%]229,057 [0.8%]170,655 [1%]114,978 [4.5%]
営業利益2,215 [-32.2%]12,195 [-3.7%]9,918 [-2.8%]6,609 [0.8%]
最終利益1,629 [-46%]11,851 [2.5%]10,242 [16.9%]6,945 [24.1%]
売上高営業利益率4.4%5.3%5.8%5.7%