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技術革新促す研究に災害ドローン物流など4件採択

2020年8月4日 (火)

行政・団体国土交通省は4日、交通運輸分野で新技術を活用したイノベーションを促す新たな研究課題として、災害用ドローン物流総合支援システムの開発など4テーマを採択した。

2020年度の新規研究課題として採択されたのは「関東圏の航空機の効率的な運航のための極端気象予測の高度化」「災害用ドローン物流総合支援システムの開発」「先進安全技術による被害低減効果予測のための車両の衝突直前挙動に基づく傷害予測モデルの構築」「内航船への新技術の適用促進などによる働き方改革実現のための内航船の新たな評価手法の確立と標準化に向けた研究開発」の4つ。

交通運輸技術開発推進制度は、民間を含めた研究実施者から広く研究課題を募り、「交通運輸分野の課題解決に向けた優れた技術開発シーズを発掘」するために創設された競争的資金制度で、毎年度、提案された研究課題の中から優れたものを研究開発業務として委託している。

2020年度は「ソシエティ5.0」の実現に向けた基盤的技術を交通運輸分野へ活用する技術開発テーマについて3月27日まで公募した結果、14件の応募があり、外部有識者で構成する委員会の評価や行政ニーズを踏まえて採択テーマを決めた。