財務・人事東京汽船が11日に発表した2021年3月期第1四半期(4-6月期)決算は、売上高が前年同期比27%減の21億3100万円となり、営業損益は2億7700万円の損失(前年同期2900万円の利益)となった。
曳船事業は、横浜川崎地区の自動車専用船・大型タンカー・客船など、ほぼすべての船種の入出港が減少。東京地区の入出港は微減に留まったが、横須賀地区はコンテナ船・危険物積載船・鉱石船などが減少し、4400万円の営業損失となった。
旅客船事業は、新型コロナウイルスの影響で4月から運休し、5月25日から運航を再開したが需要が戻らず、2億300万円の営業損失となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | 20/3/中間 | |
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売上高 | 2,131 [-27%] | 11,825 [-7%] | 9,086 [-6.1%] | 6,037 [-6.2%] |
営業利益 | -277 [ - ] | 170 [-80.7%] | 267 [-64.8%] | 188 [-66%] |
最終利益 | -232 [ - ] | 300 [-70.2%] | 242 [-72.5%] | 180 [-69.4%] |
売上高営業利益率 | -13.0% | 1.4% | 2.9% | 3.1% |