ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、四国電力向け石炭船が橘港初入港

2020年8月20日 (木)

ロジスティクス日本郵船は20日、同社が運航する石炭専航船「J MARE」(Jマーレ)が豪州ニューキャッスル港で積載した石炭を輸送し、四国電力橘湾発電所のある橘港に初入港した、と発表した。6月5日、比セブ島にある常石造船グループの造船所で竣工した。

船名のJマーレはイタリア語で「海」を意味する「MARE」を採り入れ、「風光明媚な瀬戸内海」にちなんだ。

エンジンから排出される硫黄酸化物(SOx)を含む排気ガスに海水を噴霧して硫黄分を除去し、SOx排出量を97%削減する「SOxスクラバー」のほか、MTIが常石造船と共同開発した省エネ装置「MT-FAST」を搭載し、環境性能を高めた。

■本船概要
全長:229メートル
全幅:32.26メートル
夏期満載喫水:14.4メートル
総トン数:4万3241トン
載貨重量トン数:8万1732トン