ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎港、20年上半期の輸出入ともに2割減少

2020年8月25日 (火)

調査・データ川崎税関支署が25日に発表した川崎港の2020年上半期貿易概況によると、輸出は前年同期比20.6%減の4338億4400万円、輸入は20.7%減の9373億5200万円となった。

同港の輸出の35.4%を占めた自動車が20.1%減、シェア9.5%の有機化合物が48.7%減と大幅に減少した。輸入は3割を占める液化天然ガスが11.2%減、シェア13.3%の原油・粗油が60.1%減となったのに対し、調整品を含む肉類は1.7%増加し、同港の輸入額の18.2%を占めた。

相手国・地域別では、輸出入ともに上位4位まですべて減少。最大の輸出相手国である米国向けは22.8%減、2位の中国向けは31.5%減と大きく減らし、輸入も全体の21.8%を占める豪州が1%減、2位の米国が16%減となった。