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佐川急便、暑さ対策でファンベスト2800枚導入

2020年8月27日 (木)

環境・CSR佐川急便は27日、夏期の熱中症を予防する取り組みとして「クールファンベスト」を2800枚導入したと発表した。全国の同社営業所で構内作業に従事する従業員に配布した。

荷物の仕分けなどを行う物流現場では特に暑さ対策が重要で、同社も「適切な水分補給やナトリウム(塩分)の摂取」を推奨するほか、ハーフパンツを制服として設定するなどの対策を講じてきたが、「今後、暑さはさらに厳しくなることが想定され、物流現場の生産性低下が懸念される」として、クールファンベストを導入することにした。

導入したクールファンベストは冷却ファンを内蔵し、稼働中はベスト内部に送風し続ける仕組みのベストで、連続10時間使用できる。これにより、同社は作業環境の改善を図り、従業員の熱中症リスクを軽減したり、疲労度を下げたりすることで、従業員満足度の向上につなげる。