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センコーG、グリーンボンド発行し東海2拠点の倉庫

2020年8月27日 (木)

ロジスティクスセンコーグループホールディングスは27日、建設計画が進む2か所の同社物流拠点の建設資金として、環境に配慮した取り組みに充てるための社債、グリーンボンド(GB)100億円分を発行すると発表した。発行年限は5年。

▲湾岸弥富PDセンター(出所:センコーグループHD)

同社は現在、東海エリアで「岐阜羽島PDセンター」と「湾岸弥富PDセンター」2拠点の建設計画を進めているが、これらの建設目的を「東海エリアの物流の効率化とモーダルシフトの提供を通じたグリーン物流の推進のため」と位置づけ、温室効果ガスの削減に役立つとして「地球環境に対する当社の姿勢をより明確に示す」ため、建設資金をグリーンボンドの発行によって調達することにした。

21年4月の開設を目指す岐阜羽島PDセンターの建設費用は42億円で、このうち2020年度は23億円を投入する。敷地面積1万8700平方メートル、延床面積3万500平方メートルで、内訳は倉庫面積は2万6400平方メートル、バースが2800平方メートル、事務所スペースが1300平方メートルとなっている。

湾岸弥富PDセンターは22年4月の開設を目指して建設する物流拠点で、投資額は80億円。2万9664平方メートルの敷地に延床面積4万4739平方メートルの物流スペースを確保する。