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名古屋港でヒアリ700匹、地中への出入り確認

2020年9月18日 (金)

国内愛知県と環境省は17日、名古屋港飛島ふ頭で700匹以上のヒアリを発見し、歩道の割れ目への出入りを確認したと発表した。愛知県内でヒアリが確認されるのは、2017年6月30日以降、11例目。

▲今回発見されたヒアリ(出所:愛知県)

発表によると、ヒアリを発見したのは名古屋港管理組合から委託を受けていた調査会社で、9月12日にヒアリと思われる300匹以上を発見し、歩道の割れ目への出入りを確認。同日、発見場所周辺に殺虫餌を設置した。

15日に環境省と名古屋港管理組合が改めて調査を実施したところ、道路に隣接する港湾関係者の事業敷地内でも400匹以上のアリと地中への出入りが確認されたため、確認された範囲全体に殺虫餌と粘着トラップを設置。16日に一連のアリがヒアリであることが特定された。

愛知県と環境省は、今後も殺虫餌と粘着トラップによる調査を継続するとともに、ヒアリを発見した際に巣や個体を刺激しないよう呼びかけている。また、名古屋港管理組合は、コンテナターミナルなどの調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起を行う。