DHLエクスプレス、来年から平均4.9％値上げ

ロジスティクスDHLエクスプレスは18日、来年1月1日から平均4.9％値上げすると発表した。重量と形状に応じた規定外貨物手数料はそれぞれ1梱包1万500円、21万500円（いずれも免税）に変更する。

DHLジャパンのトニーカーン社長は「昨今の電子商取引（EC）における輸送品目の増加などにより、ロジスティクスでより高い専門性が求めらるようになり、DHLエクスプレスでは新たな航空機材の更新や、グローバル・ハブやゲートウェイ・ネットワークの拡充などへの投資を包括的に行ってきた」と値上げの理由を説明した。

同社では物価の上昇や為替変動、サービスを提供している220以上の国と地域で定期的に更新される各国の規制やセキュリティ対策コストの上昇などを考慮に入れ、毎年価格改定を実施している。価格の改定幅は地域の状況に合わせて国ごとに異なる。