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ユニテック、抗菌剤配合バーコードスキャナー発売

2020年9月28日 (月)

サービス・商品ユニテック・ジャパン(東京都中央区)は28日、ケースに抗菌剤を配合したバーコードスキャナー「MS852+HC」シリーズの販売を10月1日から開始する、と発表した。

抗菌剤の配合に加え、エタノール消毒にも対応したことで、スキャナー本体を濃度75-90%のエチルアルコールで洗浄することにより、表面から細菌やウイルスを駆除・除去できる。定期的に消毒しても抗菌効果を継続する。ヘルスケア向けとして、エタノール対応、抗菌ハウジングのいずれかを提供する製品はあるが、両方の性能を持つものは珍しいという。

同社は新シリーズの効果について「新型コロナウイルスに汚染されると表面にとどまり、消毒洗浄の前にデバイスに触れた人に感染する可能性があることが知られている。抗菌ハウジングとエタノール消毒に対応することにより、細菌やウイルスが表面にとどまるのを最小限に抑えたり、防止したりすることができる」と説明している。

バーコードスキャナーとしての性能についても、ISO22196、ISO11737-1、ISO11737-2の医療認証を取得済みで、高性能バーコードスキャンエンジンを内蔵しているため、バーコードによって患者の識別や処方箋の指示の確認、検体の収集、薬局の在庫、薬剤管理などに使用できる。

USBケーブルで有線接続するタイプと、ブルートゥースで無線接続するものの2機種が用意されている。

■製品の詳細
https://jp.ute.com/products_info.php?pc1=177&pc2=519&rbu=3&pid=2885