ユニテックジャパン、指にはめるバーコードスキャナ発売

サービス・商品ユニテック・ジャパン（東京都中央区）は18日、指にはめて使用するウェアラブル2次元バーコードスキャナ「MS652」の販売を7月1日から開始すると発表した。倉庫作業や出荷時など両手を使う作業時に、バーコード読み取りのために手を空ける必要がなくなるため、作業の効率化が期待される。

この製品は、両手を自由にしながら快適にバーコード・スキャンを行なう作業を実現するため、指にはめられるデザインを採用した。オペレータは製品、パッケージ、部品などのバーコードの読み取り作業を移動しながら効率的に行うことができる。右利き・左利きどちらにも対応しており、ユーザーはボタンを1回押して回転させるだけで右手と左手の操作を切り替えることが可能となっている。

紙ラベルに印刷されたものだけでなく、スマ－トフォンの画面に表示された1次元、QRコードを含む二次元バーコードをスキャンすることが可能。ブルートゥースBLE 4.2のワイヤレス技術により、スキャナをコンピュータから最大10メートルまで離して接続することができる。

無線信号の通信範囲外でデータが失われないことを保証する自動モードを備え、通信範囲内に戻ったときにホストシステムに自動的にデータをアップロードして、ユーザーが業務を中断することなく作業を完了できる。

このほか、小型ながら耐久性の高いハウジングにより防塵・防水に対してIP42保護をサポート。交換可能な充電式のバッテリパックを内蔵している。