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マースク、中国発専用列車がジョージアに到着

2020年10月12日 (月)

国際海運大手のマースクは現地時間9日、同社が手配した中国発のコンテナ専用列車が初めてジョージアに到着したと発表した。

同社は、ジョージアの輸入業者向けに西安(中国)発、トビリシ(ジョージア)行きの専用列車を手配。ジョージアの担当責任者は、「専用列車輸送を実現できて非常に嬉しく思う」と話し、今後はジョージアを含む「コーカサス地方全体に鉄道輸送ソリューションを提供していく」という。

西安は、1000年以上にわたりユーラシア大陸の東西を結んでいたシルクロードの出発点であり、また、ジョージアはアジアと欧州を結ぶ新シルクロード構想の中でも交通の要衝として重要な役割を担う。マースクは、航空輸送と海上輸送の中間を占める鉄道輸送サービスを拡大しており、前出の責任者は「専用列車輸送が、欧州とアジアを結ぶ経済回廊に役立つことを楽しみにしている」とコメントした。

マースク、アジア→欧州間の海鉄複合輸送を恒久化