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いすゞがUDを2430億円で買収、ボルボと正式契約

2020年10月30日 (金)

M&Aいすゞ自動車は10月30日、ボルボグループ(スウェーデン)と商用車分野で戦略的提携契約を締結し、いすゞがボルボ傘下のUDトラックスを2430億円で買収することで正式に合意したと発表した。当初計画より半年遅れて2021年上半期中に手続きを完了する見通し。

(出所:ボルボ)

いすゞとボルボは、商用車の自動運転、情報通信、電動化などの先進技術開発で協力するほか、いすゞが得意とする都市型配送向けの中・小型トラックの領域を中心に協業を進める。ボルボは、UDトラックスがいすゞグループ入りした後も、当面の間、UD向けに自動車部品などのコンポーネント供給を継続する。

いすゞとUDトラックスは、ボルボの技術を活用し、日本をはじめとするアジア市場向け大型トラックの基盤を共同開発するほか、2022年以降に一部車型の共有を行うという。

いすゞとボルボは、日本とスウェーデンに共同オフィスを設置することを明らかにしており、日野・トレイトン(フォルクスワーゲン)の協業拠点と、いすゞ・ボルボの協業拠点がともに日本とスウェーデンに設置されることになった。

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