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いすゞ、UD・ボルボとのシナジー目指す新中計

2021年5月14日 (金)

M&Aいすゞ自動車はこのほど、2024年3月期に売上高2兆7500億円、営業利益2500億円を目標とする新たな3か年の中期経営計画を発表した。13日に発表した21年3月期の通期連結業績は、売上高が前年度比8.3%減の1兆9082億円で、営業利益が31.9%減の957億円。

買収したUDトラックスや、ボルボグループとのシナジーにより23年度にEBITDAベースで330億円、25年度には500億円のシナジーを有むとしている。23年度までは車両開発やサービス拠点網の活用などでUDとの連携を強化。その後はボルボグループの技術を活用して、いすゞとUDのプラットフォーム共通化などに取り組む。

中計期間の3年間では、藤沢工場の効率化や基幹システムの刷新など、国内の基盤整備にも取り組む。これらへの投資額は3000億円規模となる見込み。

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