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JR貨物、台風19号の反動増で10月輸送15%増

2020年11月11日 (水)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が11日に発表した10月の輸送動向によると、同月の輸送実績は昨年台風19号の影響で東北、武蔵野、中央線が不通だった反動で前年を大きく上回り、15%増加した。

コンテナは14.9%の増加となった。特に農産品・青果物が北海道産の玉ねぎ、生野菜、馬鈴しょの収穫増に伴い好調に推移。

積合せ貨物がモーダルシフトの進展で増送となったほか、食料工業品は北海道産の砂糖が堅調な発送。自動車部品は、主に九州向けの輸送が増加、紙製品の原料、樹脂などの需要が低迷する化学工業品・化学薬品も、台風19号の反動で前年を上回った。

車扱は台風19号による反動増に加え、気温の低下に伴う灯油の発送増で15.1%の増加となった。