ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

都内陸上貨物運送の死傷災害696件、1割減ペース

2020年11月16日 (月)

調査・データ東京労働局のまとめによると、1月から10月までの陸上貨物運送事業の死傷災害は696件となり、前年同月時点との比較では10.2%減少した。死亡災害は3件で半減した。

都内労働基準監督署別の死傷災害は亀戸が108件(6件減)で最も多く、大田が71件(1件増)、立川が68件(2件減)でこれに続いた。

陸上貨物運送事業では9月、運搬先事業場前の道路上に駐車中の自車トラックの後方で荷物の積み込み作業を行っていたドライバー(30代)が、後方から別のトラックに追突され、自車と相手車に挟まれて死亡した事故が発生。運転経験は5年未満だった。

また家具装備品製造業の50代ドライバーは10月、製品配達のためトラックを運転中、路肩に停車していた大型トラックに衝突して死亡した。このドライバーは運転経験が10年以上だった。