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デンカ、インフルワクチン製造用の新棟竣工

2020年11月17日 (火)

メディカルデンカは16日、新潟県五泉市の五泉事業所で、インフルエンザワクチンの原液製造用新棟が竣工したと発表した。

同社は予防接種の増加に対応するため、2018年7月にインフルエンザワクチンの生産能力増強を決定。竣工した新棟は、設備の検証や試運転を行った後、2022年シーズンから稼働し、生産量を増加させる。新棟は、新潟工場の現在の原液製造設備と比べ、2倍の製造能力を持つという。

■新棟の概要
所在地:五泉事業所新潟工場内(新潟県五泉市)
建築面積:2226平方メートル
延床面積:1万2010平方メートル(地上6階建て)
稼動時期:2022年シーズン供給開始
投資規模:160億円(関連設備を含む)
設備能力:現在の原液製造設備(新潟工場36号棟)の2倍
設備内容:インフルエンザワクチン原液製造設備、破傷風トキソイド製造設備、品質管理部門