サービス・商品サプライチェーン実行ソリューションを手がけるインフィオス(米国)は4月30日、業務フロー内で稼働するAI(人工知能)エージェント群を中核とした「Infios AI」を発表した。受注、倉庫、輸送の各領域を横断し、判断と実行をリアルタイムで連動させることで、分断されがちなサプライチェーン運用の一体化を図る。
従来のサプライチェーンシステムは情報の可視化には強みを持つ一方、実行面では人手介在が前提となり、対応の遅れや非効率が課題となっていた。同社は予測型、生成型、エージェント型、対話型のAIを組み合わせ、異常検知から意思決定、実行、学習までを連続的に回す「sense-decide-act-learn」のループを実装。機能単位ではなく業務フロー全体での自動化を志向する。
具体的には、輸送領域では音声AIによるドライバー確認連絡の自動化や例外対応の効率化を実現。受注・書類領域では非構造データを構造化し、手入力を削減するとともに入荷可視性を高める。倉庫領域では在庫調査やトラブル対応、作業指示の最適化を支援し、最適化エージェントが在庫・輸送・処理能力を横断的に判断、遅延時の再割当や再手配を自動で実行する。
導入効果としては、受注処理時間の大幅短縮やバックオーダーの70%削減、受注入力の自動化率83%などが報告されている。 また、障害検知から復旧までの時間を従来の「日単位」から「分単位」へと圧縮した事例も示された。
同社は、AIの導入を段階的に進めるアプローチも提示する。初期は提案型(assisted)、次に自動実行(automated)、最終的に自律運用(autonomous)へと移行し、現場の信頼性を確保しながら適用範囲を拡張する。遅延輸送や受注変更など単一業務から着手し、成果を確認しつつ全体最適へ広げる戦略だ。
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