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伊グリマルディ、アンモニア対応自動車船が完成

2026年5月1日 (金)

荷主イタリアの海運大手グリマルディ・グループは1日、アンモニア対応の自動車専用船(PCTC)「GRANDE TOKYO」(グランデ東京)の命名・引き渡し式を中国・上海で実施したと発表した。同社にとって10隻目のアンモニア対応船で、同型7隻シリーズの最終船となる。初航海ではアジアからブラジル向けに6800台の自動車を輸送する予定だ。

▲GRANDE TOKYO(出所:グリマルディ・グループ)

同船は全長200メートル、全幅38メートル、総トン数7万7500トン、積載能力9241CEUを有する。乗用車やSUV、バンに加え、最大250トン・高さ6.5メートルの重量貨物にも対応するなど、車両物流の多様化を見据えた設計とした。電気自動車を含む幅広い車種に対応できる点も特徴で、完成車物流の柔軟性を高める。

環境性能では、最先端の電子制御エンジンにより同クラスで低燃費を実現し、CO2、NOx、SOx排出規制に適合。前世代船と比べ輸送貨物1トンあたりのCO2排出量を最大50%削減する。さらに将来的なアンモニア燃料への転換を前提とした設計で、イタリア船級協会(RINA)の「アンモニア対応」認証を取得。停泊中は陸上電源供給(コールドアイロニング)にも対応するなど、脱炭素対応を強化している。

船名は、日本が同社のアジアネットワークにおいて果たす役割の拡大を象徴して命名された。グリマルディは日本の複数港に寄港し、欧州や中東、アフリカなどを結ぶ定期航路を展開。60か国150超の港湾ネットワークを背景に、日本発の完成車輸出を支える輸送基盤を構築している。

命名式では三菱ふそうトラック・バスの関係者が命名役を務め、日本からアフリカ・中東向け輸出における両社の連携を示した。

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