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アルプス物流、「想定以上の貨物量」と通期上方修正

2020年12月16日 (水)

財務・人事アルプス物流は16日、両輪の電子部品物流と消費者物流が想定を上回る取扱量で推移しているとして、通期業績予想を上方修正した。売上高が従来予想に30億円上積みして960億円、営業利益が5.5億円増の37.5億円、最終利益が5億円増の21億円にそれぞれ増える見込み。

電子部品物流事業では9月以降、電子部品業界の市況が回復し、新規ビジネスの受注も獲得するなど「期初の予想以上に増加」。消費物流事業では、新型コロナウイルスの影響で外出自粛や在宅勤務が広がっているのに伴い「想定以上に宅配ビジネスが好調」に推移しているという。

ただ第4四半期となる年明けの1-3月については「新型コロナウイルスが再び感染拡大していることや米中貿易摩擦の激化も懸念される」として、不透明感を警戒している。