財務・人事アルプス物流は21日、両輪の電子部品物流と消費物流が想定を上回って堅調に推移したことを受け、2021年3月期連結業績予想を上方修正した。
電子部品業界の市況回復、新規ビジネスの受注獲得が進み、特に期末にかけて荷動きが一段と活発化した。消費物流事業でも、新型コロナウイルスの影響で外出自粛や在宅勤務の継続に伴い、「想定以上に宅配ビジネスが堅調に推移」した。
これにより、売上高は1005億円(前期は1007億円)、営業利益は47億円(同41億円)、経常利益49億円(39億円)、最終利益29億円(24億円)と、利益の各段階で前期実績を上回る見込み。