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米ペリカン社、氷点下80度対応のワクチン輸送ツール

2020年12月21日 (月)

メディカル米ペリカンプロダクツ(カリフォルニア州トーランス、日本支社=東京都港区)は21日、新型コロナウイルスワクチンの供給に対応する輸送用ツール「極低温温度管理パッケージングソリューション」を発表した。

ペリカンバイオサーマルの極低温輸送製品は、PCMやドライアイスを用いて72時間から144時間超の間、冷凍積載物を保護する輸送用ツールで、積載容量はカートン型が1リットルから96リットルまで、パレット型は371リットルから1686リットルまでと幅広い。

対応温度はマイナス20度からマイナス80度の範囲。増加する極低温輸送や積載物容量の拡大需要に対応し、新型コロナウイルス用ワクチンのサプライチェーンをサポートする。

極低温輸送オプションを提供する同社製品は「クレド・キューブ」「クールガード・アドバンス」「クールパル・フレックス」「シェルパ・システム」「クレド・エクストリーム」「クレド・カーゴシッパー」の6種類。これらの製品はカートン型、パレット型で提供する。

レンタルサービスの「クレド・オンデマンド・レンタルプログラム」はパレットタイプのみ対応する。