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ワコーパレット、ワクチン用コンテナの提供開始

2021年3月19日 (金)

(出所:ワコーパレット)

サービス・商品物流機器のレンタル・販売を手掛けるワコーパレット(大阪市西区)はこのほど、新型コロナウイルスワクチンを輸送・保管するための低温冷凍コンテナをのレンタルと販売を開始すると発表した。マイナス30度やマイナス70度など、ワクチンの輸送と保管に必要な冷凍機能を備えたもので、最大積載量は20トン。

ボディは頑丈な海上輸送用コンテナを使用し、冷凍・冷蔵ユニットは低騒音の定置型を搭載している。マイナス25度から30度までの冷凍コンテナは在庫を600台保有しており、全国の病院や製薬会社向けにレンタルする考え。海外のコンテナメーカーが特注で製造したマイナス70度の超冷凍コンテナは、4月以降に提供を開始する。同社は保管庫に比べて、短納期・低コストでの設置が可能と訴求している。