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独L&R、-80度航空輸送コンテナの開発に着手

2021年1月4日 (月)

メディカル独超低温設備メーカーのL&R社は、断熱パネルの製造開発を手がける日系企業と提携し、ドライアイスを使用せずにマイナス80度の超低温を長時間キープできる航空輸送コンテナシステム「エアロクライオ」のプロトタイプが2月に完成するとの見通しを明らかにした。

日系企業が開発した超低温冷凍ボックス製造技術にマイナス80度の冷凍チャージ装置を提供するもので、ワクチンなどの高度医薬品輸送・保管ニーズが増加すると見込み、航空機に貨物を搭載する際に使われるULD規格のコンテナサイズで製品化を進める。

昨年12月21日には、厚生労働省医政局でコロナワクチン供給に必要な超低温におけるコールドチェーン確立に向け、エアロクライオの開発が果たす役割の可能性について説明した。