サービス・商品定温コンテナ製造事業などを展開する米国のCセーフ・グローバルは現地時間の5日、ドイツのバイオンテック社との提携を発表した。同社が米ファイザー社と共同で全世界に提供している新型コロナウイルスワクチンを輸送するための、オーダーメイドの超低温輸送用コンテナを提供する。
同社によればオーダーメイドのコンテナは、最高レベルの真空断熱パネルの二重壁を採用したもの。最小限のドライアイスで最低240時間、マイナス70度を維持し、ワクチンの品質を保ちながら世界各地に安全に届くようにする。
なお、断熱試験の結果は非常に良く、ドライアイスを追加することで低温状態はさらに維持できるという。